持ち物を8割減らしたらどうなるのか?の実験 #2

50代、自分の暮らしや生き方を見直す実験 どこから手をつけるか? モノを減らすために、まず自分にとって簡単なところから始めることにしました。私にとっては「服」のジャンル。 服は処分するのに時間がかかる方が多いようですが、私は定期的に処分してきたのでなんとなく手がつけやすいのです。 中でも「靴」は楽勝です。なんと言っても痛がりな私。ちょっとでも痛いところがある靴は履けないのです。それは歳をとるごとに顕著になってきました。 靴に関しては若い頃、散々お金を使って、山のように失敗してきたせいか、もう、そう簡単には買いません。なので今現在、靴は割と少ないです。 それでも・スニーカー 白3足 黒1足・革のひも靴 白1足 黒1足・スリッポン 黒2足・玄関用サンダル 黒1足・長靴 エーグル ショート1足・ビーチサンダル 2足・夏用 布サンダル 黒1足・登山靴 1足・葬祭用 布靴 黒1足 合計15足もありました!これにはびっくりです。自分の感覚では6〜7足のイメージだったから…。 残すべきものは… まず、この中で残すべきもの決めます。 ・葬祭用 布靴 黒1足・長靴 エーグル ショート1足・玄関用サンダル 黒1足 そして悩んだ末、・登山靴 1足 も残すことにしました。 何年も山には登っていなかったので、もういいかなと思っていたのですが、つい先日夫と山に登ることになり、その時久々に活躍したのです。うーんやっぱり靴がちゃんとしていると悪路も登りやすいなぁと実感したところでした。久々に履いたので、靴底のラバーが見事に剥がれてしまいましたが、これも修理に出そうかと思っています。 ビーチサンダルって必要? 次は夏物を見ていきます。 ビーチサンダル2足のうち1つはパタゴニアのカラフルなやつ。可愛いと思ってずっと持っていましたが、もう10年レベルで履いていませんでした。 その理由を自分なりに考えてみると、・鼻緒が柔らかく、手を使わないと履けない・鼻緒が細いので意外と痛いということに気がつき、手放すことに。 話が飛ぶようですが、最近ベトナムに旅行に行きました。すると、どのホテルにもビーチサンダルが置いてあったのです。(これってベトナムのホテルでは普通のこと?)結局持参したビーチサンダルは一度も出番がなく、旅のあいだ、ずっとスーツケースの中でした。なので、もう一つのビーチサンダルも手放してもいいかと思ったけど、他の旅先でビーチサンダル常備とも限らないので、(ベトナム限定かも?)1つは残すことにしました。 これで靴は計5足。どれも専門性のあるものなので、まぁよしとしました。 普段から履いているつもりだけど… そして残すは・スニーカー 白3足 黒1足・革のひも靴 白1足 黒1足・スリッポン 黒2足・夏用 布サンダル 黒1足 スニーカー黒1足はキープ。履き心地もよく、割と新しいものです。そして白3足のうち、1足はほぼ毎日履いていて、デザイン、履き心地も満足しているのでこれもキープ。 残りの白2足のうち1足はほとんど履いていませんでした。デザインも可愛く、履き心地も悪くない。なぜ履かないのかをよく考えてみたら、私のファッションのテイストとちょっと違ったからかもしれません。 テイストといえば、若い頃はコンバースのハイカットのスニーカーが大好きでよく履いていました。今でも好きなのですが、足が疲れるようになってきたので、数年前にすべて手放しました。 同じスニーカーでも「スポーツ系」「おしゃれ系」「キレイめ」などありますよね。そのテイストが合わないと、同じスニーカーでも出番がグッと減るとわかりました。これからはそのあたりもよく考えて慎重に買い物したいです。 そのちょっとテイストの合わない靴は新品同様だったので、メルカリに出してみたらあっさり売れました。新しい持ち主のもとで活躍してくれたら嬉しいです。 残す1足はデザインは気に入っていて、たまに履きますが、長時間履くと、必ず足の指にマメができるので、一旦保留とすることにしました。ちょっと汚れてきたので、洗ってみてから考えることにします。 次に皮のひも靴は両方残すことに。ただ、白の靴の先が傷んできたので、近いうちに処分することになるかもしれません。 スリッポンの2足はどちらも黒なので、1足を残して、手放すことに。こちらも新品同様なので、誰かに履いてもらえたら嬉しい。 そして、最後まで決めかねていた夏用の布サンダル。見た目もおしゃれで可愛いし、なんと言ってもヨガマットの上を歩いているような心地よさ。ずっとずっととっておいたけど、気づけば年に1度履くか履かないか。それも、「全然履いてないから、履かなきゃ!」と言った感じ。 サンダルを履かなくなった理由は、スニーカーに比べて歩きにくい点以外にも、カフェなどで作業をしたりするときに足元がすごく冷えるからです。最近は特に足首を冷やすと途端に具合が悪くなるので、夏でも靴下、スニーカーです。 急に我に返って、手放すことにしました。 最終的に残したものは ・スニーカー 白2足 黒1足・革のひも靴 白1足 黒1足・スリッポン 黒1足・玄関用サンダル 黒1足・長靴 エーグル ショート1足・ビーチサンダル 1足・登山靴 1足・葬祭用 布靴 黒1足 15足から11足に。とりあえず、4足減りました。 靴は楽勝と思っていたのですが、なんだか煮えきらない結果に。 まだまだ手放す余地ありですがひとまずはここまで。

持ち物を8割減らしたらどうなるのか?の実験 #1

50代、自分の暮らしや生き方を見直す実験 イライラの原因は? ついに我が家にリビングボードが仲間入り。ものすごく、嬉しい…!これでこのイライラが解消されるかもしれない。 雑然としたリビングでいつもイライラ、モヤモヤしてました。夫のものがリビング中に侵食している。いや、リビングにとどまらず、玄関、洗面所…家中のあらゆる場所に、まるで縄張りを張っているかのように、あっちにもこっちにも。それをみて、いつもイライラ。「部屋が綺麗にならないのは夫のせいだ」とずっと思ってました。一人なら綺麗な部屋にできるのに…と。 なぜなら、一人暮らしをしていた私の部屋は誰が来ても「綺麗だね〜」と言ってくれるほどきちんと片付いていたから。 でも今思えば、なんてことはない私はモノを綺麗に整理整頓してきちんとしまうのが得意なだけだったのです。 「人のモノを見てイライラするのは、自分自身がそれをできていないからだ」というのをどこかで聞きました。そうか…そうなのかもな。 多すぎる「大切なモノ」 私は元々ファッションもインテリアも大好き。 そして料理家という職業柄、家中がたくさんの調理器具と食器、食材に溢れています。新しいもの、使いやすそうなもの、食べてみたいものに出会うと好奇心から手に入れずにはいられなかったのです。 それに加え、いろんな「趣味の道具」も持っています。ヨガグッズ、ジム、フラ、タヒチアンの衣装、ローラーブレードに登山用品…数えあげればキリがないほど。それらのモノたちを上手に収納して、「綺麗」をキープしていたのです。 ところが最近、いやもうずーっと前からモノを持ち過ぎていることが気になって仕方がなかったのです。長年かけて、ありとあらゆる片付けの本を読み、Youtubeを見て、自分を奮い立たせて片付けを試みてきました。50代にもなると「終活」も視野に入ってきます。終活がらみのものも読み漁りました。 少しずつはモノを減らしてきているので、一見するとそんなにモノが多くは見えないのですが(しまうのが上手いので笑)私が若い頃から理想とする「自分の大切なものはスーツケース1つに」というような暮らしとはほど遠いほど「大切なモノ」がありました。「大切と思い込んでいるモノ」と言った方がいいかもしれません。 「もう、全部いらなくない?」 ここ数年は住むところや仕事、人間関係など自分を取り巻く環境が変わりました。 更年期にもなり、病気をしたこともあって、色々なことが停滞していると自分でも感じていました。片付けも取り掛かっては結局綺麗にしまいなおすだけといった状態。 そんな私になんだか急にスイッチが入ったのです。「もう、全部いらなくない?」と。 そのきっかけが、「モノをほぼ無くしたことで、人生が好転した」と言うような話を読んだこと。この手の話は「ああ、よく聞くよね。」といった感じで何度も聞いたことはあったけど、なぜだか今回は急にスイッチが入りました。 今まで散々読み聞きしてきたことなのに、急に本気スイッチが入ったというのはやはり、今がそのタイミングなんだなと思っています。 そこでまず減らしたいものを大きく以下の5つに分類しました。 ・服・台所・雑貨・書類・本 それぞれのモノの量を8割減らすことを目標に、本当に大切なものだけを残したらどうなるのか?の実験してみることにしました。 これはちょっとした片付けではなく多くの人が言うように「本当に人生が変わるのか?」の実験です。お付き合いいただけたら、嬉しいです。